JMXR3(2021)

全日本モトクロス選手権第3戦
開催日:5月16日
開催地:オフロードヴィレッジ(埼玉県)
天候:くもり一時雨
結果:総合2位(2位/4位)

今大会はスタートが難しく、課題攻略に至りませんでした。事前テストもできない中、スターティングゲートも昨シーズンから苦戦しているゲートだったこともあって不安も抱えながらの予選のスタートではクリアできず、決勝に不安材料を繰り越してしまうこととなりました。

ヒート1
抜きどころがほとんどないコースでのスタートの出遅れは致命的でもありました。
レース序盤、トップが逃げていくのは視界に入り、このままではと思いつつも予選の失敗もあったので冷静になるよう自分に言い聞かせて、今すべきことに集中しラップを重ねていきました。終盤、トップの山本選手が自分の視界に入ってきましたが、残り時間を考えると背後まで行くのは難しいかもしれないとも考えましたが、あきらめず最後までプッシュしていきました。結果的には2位でのフィニッシュでしたが、2位で終えたことは最低限の結果だったと思います。

ヒート2
ヒート2こそはと思って臨みました。ヒート1のスタートを振り返り、スタートグリッド位置を変更しました。1ラップ目を7、8番手で感覚も良くうまく順位を上げていくことができました。
4番手まで順位が上がったときにトップとの差がかなり開いていることを確認しました。順位を上げていくのは少し難しいかとも思いましたが、そこから毎ラップ差が詰まっていくのが目に見えて分かり「いける」と思いました。それでもコースに集中してラインを探しながら走行し徐々に近づいていきました。良いテンションで走行でき差を詰めていきました。2番手の渡辺選手の背後でパッシングポイントを探りながら走行している時に転倒しました。再スタートしてからは、ややペースが乱れ良いペースに乗せられず4位でゴールしました。

これまではヒート1で良いリザルトを残すことがなかなか無かったのですが、今年から取り入れた取り組み方法が良い方向に作用しています。レース中のペースも良かったと思いますし、ランキングもまだまだ仕切り直して戦っていける位置にいます。ヒート2の転倒はなければ、なお良かったですが攻めていっての転倒だったのでポジティブに捉えています。次戦は決勝レースが超スプリントの3ヒートなので、スタートの精度を高めておきたいと思います。

今大会もご支援、応援ありがとうございます
今シーズンも恵まれた環境でレース活動ができていることに感謝いたします。