JMXR4(2021)

全日本モトクロス選手権第4戦
開催日:6月6日
開催地:スポーツランドSUGO(宮城県)
天候:くもりのち晴れ
結果:総合2位(2位/3位/2位)

前大会で課題となったスタート、第3戦を終え自分なりに消化しアドバイスをもらい納得いくまで練習を行いました。今大会には自信を持って臨みました。15分3ヒートのレースではスタートは最重要でした。コースレイアウトはパッシングポイントが見つけにくく、ワンミスで順位が大きく変わることもありえましたがリザルトの大きなバラツキもなく終えることができました。悔やまれるのは直前の練習中、単純な転倒で肋骨を痛めてしてしまい痛みを抱えながらのレースだったことが、少なからず走りに影響したことです。

予選
準備してきたスタート練習の成果が出てイメージ通りのレース展開となりました。予選ヒートをトップで終えました。

決勝 ヒート1
スタートは飛び出したものの、1コーナーまでに山本選手のブロックを受け、やや出遅れましたが3番手でのレースとなりました。チームメイトの渡辺選手が早々にトップに立ち、自分も早いタイミングで彼に追いつこうと山本選手を追い詰めていきましたが、なかなかパッシングポイントを見極められず時間をロスしました。
2位に順位を上げた時の渡辺選手との差は残り時間で詰めることが難しく、このヒートは2位で終えました。
ヒート2
コースが荒れてきてて、散水もされていました。スタートはうまく出られましたが、2コーナーのラインをミスして、前にいた小方選手の後を追うレースとなりました。散水の影響が想像以上でラインを変えたことでスリップダウンするリスクを考えると無理はできない我慢のレースとなりました。このヒートは3位で終えました。
ヒート3
前の2ヒートのスタートの感触を分析して、動作を改善すればもっと出られると確信していたので、そのイメージ通りにスタートは出られました。自分自身乗れていて、攻めていました。それ以上に能塚選手の序盤のペースが速く、自分もプッシュしながら後半にチャンスを待ちました。何度か前に出ようとしましたが、押し切ることができないまま2位でレースを終えました。
この大会を終えてランキングは2位、トップとのポイント差は14点。シーズン後半で充分挽回できる点差です。
これまでネガティブ要因だったスタートも練習の成果が出て自信がつきました。そしてスピード面でも負けてないことはタイムからも読み取れます。ここまで、ヒートリザルトのバラつきもなくなってポジティブな気持ちでインターバルに入ることができました。
レース展開を考え、苦手な展開が明確になってきました。どうすべきなのかを考え、練習で克服してシーズン後半に臨みます。

今大会もご支援、応援ありがとうございます
今シーズンも恵まれた環境でレース活動ができていることに感謝いたします。