JMXR2(2021)
大会結果報告
全日本モトクロス選手権第2戦
開催日: 11月28日
開催地:世羅グリーンパーク弘楽園(広島県)
天候:晴れ
結果:総合3位(3位/2位)
最終戦を前に意外とリラックスできていました。もっと緊張して、どうしようってなるのかなと思っていましたがそんなこともなく夜も眠れて、意外とリラックスできてました。
予選走って、山本選手のペースが速い点に少し気になりましたがそれに動じることはありませんでした。
ヒート1は後ろからレースを組み立てていこうという作戦でした。序盤はハイペースになることを想定してそのペースに惑わされないよう自分のペースを守りながらラインを観察し、終盤に一気に勝負してトップに立ちゴールするイメージで終盤に入りました。このヒートでの唯一のミスは観察したことで判断に迷いが生まれたことでした。トップに立つ、そこまではイメージ通りでしたがその後のライン取りでイン側の荒れたラインを避けたことで隙を作ってしまいました。
ヒート2は僕が勝って相手が4位だったら入れ変わるっていう計算はできていました。スタートが決まって山本選手がいることも分かっていて、強引にいくしかないと思って強気のバトルを仕掛けました。大きく差をつけたものの必ず上がってくることも想定していましたから、とにかく勝とうと攻めの走りを続けました。レース後半に差しかかる頃に想定外の挙動で転倒こそ免れましたが、このままのペースでいくことで転倒を回避できないという思いが頭から離れず、そこからペースを乱してしまいました。
昨シーズンの最終戦で悔しい思いをして、チームもスタッフも悔しい思いをしたと思うし絶対にこの思いはしたくないなという気持ちでずっと取り組んできて、最後までチャンスがあったのを25分間で一気に台無しにしてしまったことがすごく悔しくて、自分に腹がたちます。では、自分の力が出せなかったのかといえば、そうではなく自分の力は全部出しきれたと感じています。「あそこでもう少しこうしておけば」といった気持ちはありません。
ライバルの山本選手は今シーズンを以て全日本モトクロスから去るということを聞き、自分がタイトルを勝ち取り送り出せなかったことは心残りではありますが、同じ世代を戦ってきたライバルである彼の功績に敬意を表します。
今シーズンは自分にとって大きな経験となりました。次のシーズンに向けてより強い気持ちで臨みます。
今大会もご支援、応援ありがとうございます。
今シーズンも恵まれた環境でレース活動を行うことができましたことを感謝いたします。