JMXR2(2022)

大会結果報告
全日本モトクロス選手権第2戦
開催日:5月15日
開催地:オフロードヴィレッジ(埼玉県)
天候:晴れ
結果:総合2位(5位/1位/2位)

今シーズン1回目の超スプリントのトリプルヒートは勝負できるポイントの少ないタイトなコースレイアウトのオフロードヴィレッジで初めてのメッシュスタート。不安要素をはらみながら臨んだ大会は予選日はコースコンディションはマディで決勝日はドライでした。
ヒート1
予選順位トップで、グリッドはインから10番目を選びました。とにかくスタートが肝だと強く意識したことでスタート直後の1コーナー手前で周囲を囲まれてしまい逃げ場を失い転倒しました。最後尾からの再スタートし短時間のヒートでどれだけ順位を上げられるかチャレンジしました。終盤4位の渡辺選手の背中が見えるところまで順位を回復しましたが、時間的に詰めきることは難しく5番手でゴールしました。
ヒート2
ヒート1での失敗を省みて、スタート位置をややイン側に移動しました。うまく飛び出し冷静に1コーナーの最もイン側のラインを通過できたことでトップに立つことができました。序盤こそ後方の能塚選手に猛烈にプッシュされましたが、パッシングポイントを守ったコーナリングと攻めのライディングをうまく両立させられたことで中盤以降はほぼ独走状態でレースを組み立てることができ、トップでゴールできました。
ヒート3
ヒート2と同じ位置からスタートしました。1コーナーを4番手で通過し早い段階でトップを狙って行く作戦で走りましたが、前を行く能塚選手のペースにやや惑わされ思い通りにいかないまま時間が経過していきました。終盤までに2番手に順位を上げ、ラスト2周で何度も仕掛けましたが逆をつかれて追い詰めることができず2位でレースを終えました。

レースを終え冷静に振り返ってみると全て勝てるレースだったなと悔やまれます。特にヒート1のスタート時の1コーナーで前に出たいという意識は冷静に対処できていれば違う結果になっていました。ヒート3も3番手を走行中に隙を突かれたことが終盤まで響くこととなりました。
次大会までインターバルが約2ヶ月あります。長いインターバルになりますので今回のレースを終えて感じた反省点・課題に取り組み、克服して次の大会では全てのヒートで勝利します。
今大会もご支援、応援ありがとうございます
今シーズンも恵まれた環境でレース活動ができていることに感謝いたします。

2022年の開幕戦はシーズンに向けての準備がうまくいき、これまでのシーズンのなかでも最高といっても良い滑り出しとなりました。
ヒート1
予選順位5番で、グリッドはインから3番目を選びました。スタートはこれまでにないくらいに決まり、ホールショットでした。コースにはスタート前に散水がしっかりされており、序盤は路面状況をうかがいながらの走行をしていたところ、後方の能塚選手が2周目から猛烈にプッシュしてきました。路面の状況を考えていったん2番手での走行をしました。やや差が開きかけた矢先に能塚選手が転倒しそこからトップ走行となります。そこからは後方を意識しながらの走行で、やや力も入ってしまいましたが気持ちを落ち着かせてトップでゴールしました。
ヒート2
このヒートも散水で路面のコンディションにやや不安を感じましたが、スタートも決まり序盤はカワサキ勢の後をついて様子をみました。トップにいた内田選手が順位を下げ、パスした後は2番手で能塚選手を追うレースとなりました。このヒートではしっかり後方について能塚選手をプッシュし動向を見ながら勝負を仕掛けるタイミングを考え、疲れが見え始めた中盤に一気に前に出ました。そこから一気にスパートし、独走でチェッカーを受けました。

今年最初のレースで特にヒート1硬くなりました。ここまでの大きな課題の一つであるスタートが各ヒートで決められたことは大きな成果でした。それに変わって追われる展開のレースでのライディングに課題が出てきました。
開幕戦を両ヒート勝利してランキングトップ、次はスタートが重要なコースでの3ヒートのスーパースプリントです。良い結果を残すために準備をしていきます。

今大会もご支援、応援ありがとうございます
今シーズンも恵まれた環境でレース活動ができていることに感謝いたします。