JMXR6(2022)
大会結果報告
全日本モトクロス選手権第6戦
開催日:10月30日
開催地:オフロードヴィレッジ(埼玉県)
天候:晴れ
結果:総合2位(3位/2位)
第5戦が終わってHSRで3回勝ったことは凄く嬉しかったです。そこから残り2戦に向けて気持ちも切り替っていましたが、体調を崩してしまい今大会の事前テストに参加できず、不安を抱えてレースに臨みました。マシンについては特に変更してないので体調を崩した時はとにかく早く治すことに専念したかったのでキャンセルしましたが、レース近づくにつれてテストに行けてないことが不安になり、コースが変わったことでのライン取りもとうなるんだろうという思いが巡り始め、最悪のことまで考え気が休まらないレースウイークでした。予選日は練習走行を走ってみて感覚的に問題ないと感じました。ところが予選で予期せぬ接触転倒があり、決勝に向けて不安材料を作る結果となりました。
決勝日、朝の練習走行までサスペンションのセッティングをずっと悩んでセッティングを探りながらコースの攻略も考えながら練習走行は目一杯時間を使いました。そこまでギリギリの走りでなかった割に2番手タイムだったので、「これでレースになったら全然大丈夫だろうな」と、モヤモヤが一気に晴れました。
ヒート1、予選結果を受けてスタートは11番グリッドで厳しくなるなと予想できたので「出たら行く」「出なかったら引いてインに行く」と決めて冷静にいこうと思いスタートしました。スタート直後は6番付近の順位でした。3番手に上がった時、トップに大城選手いるのが見えてその次に能塚選手の順で等間隔でした。攻めていましたが、なかなか差が縮まらず詰めどころが分からないままラインも変えて探りましたが見つけられないまま、能塚選手との差が縮まらず後半の4、5周は守りの走りになっていました。このヒートは3位でゴールしました。ヒート1を終えてから、ちょっと意識の向け方が違うなという感じました。ヒート1で勝ちに意識が向いてなかったことにストレスを感じたため、ヒート2は勝ちにこだわっていきました。
ヒート2はヒート1よりスタートが決まらず、ヒート1同様イン側に切り返しました。1周目を4番あたりで戻り、フィニッシュ後のテーブルの黄旗でコースを見ると小方選手と能塚選手が見えて、硬くなってしまうという気持ちが過ぎり、意識してしまう自分と冷静になろうとする自分が戦ってました。
渡辺選手がトップを走行していて、順位を上げていく際に周遅れの選手が上位グループと走行していたこともあり、ややリズムが崩れました。結果的にこのレースは2位で終えましたが勝ってタイトル獲得を決めたかった気持ちもあり、やや不満が残ったレースでした。
第7戦に向けて、自分のパフォーマンスを出し切れば両ヒートで勝てると思ってます、チャンピオンとして相応しい走りで締めくくりたいと思います。
今大会もご支援、応援ありがとうございます
今シーズンも恵まれた環境でレース活動ができていることに感謝いたします。